近年、中古マンションや中古一戸建てにモデル家具を設置して、販売を行っている物件が数多く見られるようになってきました。
お客様が物件を内覧される際に、暮らしのイメージをしやすくする、非常に効果の高い販売方法だと思います。
合わせて、カーテンや照明を設置している物件も増えてきており、モデル家具設置とまではいかなくても、カーテンと照明、小物を設置してイメージアップに繋げているケースも。
厚地カーテンは、どうしても好みが別れるので、カーテンはレースのみ設置するのがベストではないかと思います。
カーテンは、既製サイズでは合わないことが多くオーダーになってしまうことも。その際、幅と丈をしっかり測ってから発注しないと寸足らずや床に引きずってしまう可能性があります。
カーテンの幅は、窓枠でなくレールを測る必要があります。一般的なカーテンレールの場合、ランナー(輪)の端から端までの長さを測ればOK。
続いて丈(高さ)。はきだし窓の場合、ランナーの穴の下から床までを測ります。
腰窓の場合、ランナーの下から窓枠の下までを採寸。
はきだし窓を測ったところ、幅が282cm、丈が192cmでしたが、実際の発注は幅298cm、丈190cmとなりました。
幅はプリーツ(ひだ)がある分ゆとりをもたせ、丈は床に擦れないようマイナス1cmとレースカーテンなのでさらに1cmの計2cmのマイナスです。
腰窓は+15cmが見栄えがよいとのことで、そこからレース分1cmを引いての仕上げに。
素材は多少透け感のあるものを選んだ方が感じがいい気がします。デザインは万人受けするように柄なしのシンプルなものいいかも。
厚地カーテンは柄・デザインが好みに合わず、設置することが返ってマイナスになることもあるかもしれませんが、レースの場合、サイズさえ間違えなければ必ずお部屋のイメージアップに繋がるのではないかと思います。