国土交通省は、横浜市の売買物件を対象に、不動産総合データベースの試行運用を行っていましたが、新たに静岡市、大阪市、福岡市においても試行運用を行うこととなりました。
不動産データベースとは、レインズと連携し不動産に係る情報を集約、宅建業者から消費者へ対してより充実した情報を提供するためのシステムです。
平成28年10月1日から、福岡県内の宅建業者がレインズにログインした際に、不動産総合データベースへのリンクが表示されるようになりました。
物件検索結果一覧画面では、所在地が福岡市の売買物件の場合に、リンクが表示されます。
売買物件詳細画面にも、不動産総合データベースへのリンクがあります。
不動産総合データベースのページに飛び、同意するをクリック。
検索した物件周辺の成約事例、地価公示や周辺環境などが表示されました。
国土交通省が構築を進めているこのシステムは、17年度を準備期間に充て、18年度から全国の主要都市に導入される予定です。
不動産総合データベースが正しく運用されるには、宅建業者が成約登録をしない現状を何とかしないといけないかもですね。